世の中、「自分の収入額が多ければ、幸せになれる」ということばかりではありません。
例えば、収入額が増えたり、宝くじが当たったりしても、幸せになれるとは限りません。
物の価値の判別が難しくなったり、高額な利用で、人間関係が混乱する可能性もあります。
ほかにも、宝くじが当たって何かのビジネスにたくさんのお金をかけても、すべて失敗してしまうとあまり意味をなさない可能性もあります。
お金を使うときは、物よりも体験のほうに使うことをお勧めします。
自分のほしいものがあって購入するときも、物が伴う幸せは一瞬ですが、自分がしたい旅行などの体験を行うほうが、長続きして、物よりも一生ものになります。
まとめると、物、金、地位などの「地位材」は、幸せが長続きしませんが、「体験」を含めた健康、安心、心といった「非地位材」は、幸せが長続きするため、お金を使うときは、物より体験に使うほうがおすすめです。
参）「年収がふえれば、ふえるほど幸せになりますか？」お金と幸せの話 前野隆司著 河出書房新社
(Kazu)
